目指せ!アフリカ甲子園
~持続可能な事業モデルをつくろう~
COLLAWAKEの共通目標
<基本情報>
- 受入先:一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構
- 所在地:東京都新宿区
- 事業:開発支援、人材育成
- プロジェクトメンバー
- 受入団体4名(代表理事、理事、事業ダイレクター、営業担当)
- プロボノ8名(国内7名・海外1名、女性1名・男性7名)
- 協働コーディネーター(コラウェイク)1名
- 実施形態:オンライン(Zoom)のみ
- 期間:2021年8月~2022年2月
オンラインにてプレイボール!
開発と平和のためのスポーツについて
<プロジェクトについて>
- 課題
コロナ禍により、事業を計画通りに進めることができず、新たなモデル構築・持続的な収益化が必要 - プロジェクトの目的
アフリカで野球・ソフトを通じて人材育成をするため、持続可能な事業モデルをつくり、収益化する。 - 協働での取り組み内容と成果物
基礎分析
取り組み内容
- 基礎分析一式
成果物
- 各分析結果
商品モデルづくり
取り組み内容
- 持続可能な商品・収益モデルの構築
成果物
- 商品モデル(4カ国分)
営業
取り組み内容
- 提案資料の作成(法人向け他)
- セグメントごとの営業候補先リストの作成
成果物
- 各種提案資料
- 個人・法人パートナー獲得、収益化(収入目標を達成)
会員制度づくり
取り組み内容
- 法人・個人会員制度の構築
- 運営システムのリサーチと導入
- 会報誌の企画~送付方法の決定
成果物
- 法人・個人会員制度
- 制度のHPへの組み込み
- 法人・個人会員の獲得
広報PR
取り組み内容
- 広報戦略・体制づくり
- SNS始動・再整備
- コンテンツ企画、動画編集(YouTube)
成果物
- 広報戦略と運営体制
- Facebook始動、Twitter始動・運用、YouTube再始動
- SNSのネタ、YouTube動画
その他調査・企画
取り組み内容
- スポーツの価値についてリサーチ
- 新規収益化事業のリサーチ・構築
- 助成金リサーチ・応募先の洗い出し
- 自治体アプローチのリサーチ
- イベント企画
- 野球道具の管理・輸送方法の案出し
成果物
- SDP(開発と平和のためのスポーツ)のリサーチ結果
- 調査資料と制度構築案
- 助成金リスト、候補先
- 自治体アプローチの調査結果
- イベント企画案
- 野球道具の管理・輸送方法案
運営基盤の強化
取り組み内容
- 各種業務フローの作成
- プロボノ継続・直営化に向けた準備
成果物
- 各種業務フロー、マニュアル
- プロボノメンバーの獲得、直営化
基礎分析からスタート
振り返り・ネクストアクションへ!
- その他の成果
- コロナ禍が長引き、オミクロンも発生したが、仲間がいることで明るく乗り切れた。
- 広報戦略を明確にしたことによって、今後の展開においてもブレない活動が可能になった。
- J-ABSメンバーが甲子園開催のためにタンザニアに赴いて不在となった期間、プロボノチームで自由研究に取り組み、その後の活動強化に繋げることができた。
- オンラインだけでも闊達に協働でき、関係構築しながら十分に成果が出せることが分かった。
- 受入先の声
- 「プロボノ・プロジェクトは、新生J-ABSのキックオフ期の大きな原動力となった」
- 「プロボノの皆さんが柔軟に対応してくれて本当に助かった。常に前向きで積極的で、強い責任感を持って取り組んでくださったので、とても気持ちよく協業できましたし、いつも皆さんから力をもらっていました」
- 「コーディネーターには、プロボノ募集や説明会から始まり、PJ開始時から日程調整、タスクのリマインド、議題の用意、議事進行などきめ細やかなフォローをしてもらえて助かった。また、プロボノメンバーへ積極的な発言を促す等、有意義なディスカッションを誘導してれ、笑顔で、楽しく、というのを毎回会議の最初に言ってくれたので、大変な時でもポジティブな雰囲気を作れた。最後、プロボノのJ-ABS直属への移行についてもフォローいただける仕組みを作っていただけた点が良かった」
- プロボノの声
- 「定職を辞して、または本職と兼ねながら、ここまで情熱を注いでいる姿から多くを学び、貴重な経験ができた」
- 「スポーツを通じた社会貢献への熱い想いに共感する人はたくさんいると思うので巻き込んでいきたい」
- 「本業がありながら別の職場にジョインできるプロボノの仕組みは、参加する人に多くの気づきや新たな人生の道筋を与える可能性があるものだと思った」
- 「コーディネーターがいたことで、やることが明確になり、進みやすくなった。また、J-ABSとプロボノの間で業務量を調整したり、冷静に一歩引いた目線でのコメントやこれまでの運営経験をふまえたアドバイスもよかった」
- コーディネーターより
ALLオンライン型のプロジェクトでしたが(コロナ禍で、というより皆さんの居住地が海外を含めてバラバラで)、J-ABSさんとプロボノの気合の入った協働により、定量目標(売上など数字で表せる目標)の平均達成度112%、定性目標(数字で表せない目標)の平均達成度93%と高い成果を上げることができました。成果物も多くて書ききれませんでした。
元気があり余り、当初の計画を超えて「自由研究」にまで突入していったのが印象的でした。皆さん、体育会系出身の方が多く、とても粘り強く、前向きだったので併走サポートも腕が鳴りました。
創業期において必要なことに、半年をかけて体系的かつ柔軟に取り組めるコラウェイク型のプロボノ・プロジェクトが、スタートアップ期の強力な駆動にマッチしていることを改めて感じました。
海外からの参加需要や、育休中もキャリア形成したり社会との繋がりを保ちたい方、社会貢献したい方の需要があることも分かったので、今後もっと参加いただけるよう働きかけていきたいです。