プロジェクト実績紹介

※全プロジェクトにおいて、コラウェイクの協働コーディネーターが併走サポートをしています。

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協働まちづくりプロジェクト
(遠見塚)

 

~コミュニティ活性化と運営強化をしよう~
SDGs3 すべての人に健康と福祉を
SDGs11 住み続けられるまちづくりを
COLLAWAKEの共通目標
SDGs4 質の高い教育をみんなに
SDGs5 ジェンダー平等を実現しよう
SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう

<基本情報>

  • 主催:仙台市
    ※令和3年度 仙台市地域課題解決プロボノ活用事業を受託して実施
  • 受入先:南小泉南地区社会福祉協議会・第5ブロック(遠見塚)
  • 所在地:宮城県仙台市若林区
  • 運営体制
  • プロジェクトメンバー
  • 受入団体6名(役員、メンバー)
    +サポートとして
     社会福祉協議会若林区事務所2名
     遠見塚地域包括ケアセンター2名
  • プロボノ5名(県内4名・県外1名、女性1名・男性4名)
  • 仙台市 市民局 市民協働推進課 2名
  • 地域コーディネート機関(コラウェイク)2名
  • 実施形態:対面とオンライン(Zoom)の併用
  • 期間:2021年6月~2022年3月(プロジェクト自体は9月~1月)
全体ミーティング
オンラインを活用

<プロジェクトについて>

  • 課題
  • コロナ禍で停滞している「遠見塚香香(シャンシャン)体操・サロン活動」(※)の活性化
  • 新たな参加者・子育て層の巻き込み
  • 参加者を増やすための広報PRの強化

※遠見塚香香(シャンシャン)体操・サロン活動:介護予防を目的とした体操の部と、その後すぐに催されるサロンの部から成り、参加を楽しみにしている方も多い

シャンシャン体操
先生の指導で楽しく介護予防
  • プロジェクトの目的
    安心安全なまちづくりに向けた持続可能なしくみ・人づくり
  • 協働での取り組み内容と成果物
    コミュニティ活性化に繋がる活動として、複数の町内会が連携して運営している「遠見塚香香(シャンシャン)体操・サロンの部」の活性化を中心に取り組みました。

調査

取り組み内容

○香香(シャンシャン)体操でのアンケート&インタビュー調査の実施
【目的】参加者のニーズを知り、イベント企画や広報に活かす
 

成果物

  • アンケートシート
  • インタビューシート
  • アンケート&インタビュー結果のまとめと考察

企画

取り組み内容

○香香(シャンシャン)体操・サロンの部のイベント企画

  • 高齢者向け(香香体操の参加者がそのまま参加)
  • 親子も楽しめるもの

【目的】より楽しんでいただく。リピーターや参加者を増やす
 

成果物

  • イベントアイディア集

広報

取り組み内容

○「遠見塚香香体操サロンだより」(参加者に渡すチラシ)の改善
○「遠見塚香香(シャンシャン)体操のしおり」(活動PR・集客用)の作成
【目的】広報を強化し、リピーターや参加者を増やす
 

成果物

  • 遠見塚香体操サロンだよりの改善アイディア
  • 遠見塚香香体操のしおり
アンケート回答中
インタビュー中
  • その他の成果
  • オンライン会議やLINEグループの活用など、新しいことができるようになった。
  • 地域団体側の宿題やプロボノからの質問に答えるための話し合いを通じて、地域内メンバーの結束がより強くなった。
  • プロジェクト終了後も、町内会での活動を希望する若手を獲得できた。
  • 受入先の声
  • 「若手との交流で新しい風が入り、現場の熱量が上がった。また、内輪だけのディスカッションでは気づけない所に気が付くことができた」
  • 「自分たちでは作成できなかった成果物ができた。特に、増員のための『しおり』はありがたい。
     企画案も、自分たちで実施しやすいものができた」
  • 「プロボノの皆さんが香香体操に参加したことで、現場の方も活性化した。
    体操の参加者の方も、プロボノ(20代~40代)とお話ししていて楽しそうだった」
  • 「プロボノの方々が現場でアンケートを取ったことで、よりよい活動にするために運営側が動いていることが参加者にも伝わってよかった。新しい試みに期待してくれているようで嬉しい」
  • プロボノの声
  • 「地域のために活動している方々と意見交換したり、地域活動の課題解決に向けて一緒に考えることができてよかった」
  • 「地域の方がどのような思いで活動されているか知ることができ勉強になった」
  • 「プロボノ活動は、やる気があれば、どのような方にもお勧め。キャリア・スキル不足の場合も、他者から学びながら取り組んでいける方に推奨できる」
  • コーディネーターより

作成物に関して、たたき台はプロボノが地域団体から現状・課題を聞きながら作成し、全体ミーティングで意見交換しながら完成させていきました(ミーティングは、地域の方も参加する「全体ミーティング」と、プロボノだけで集まる「プロボノ・ミーティング」があり、交互に実施していきました)。
 
アンケートとインタビューで現地に赴いて調査し、また、全体ミーティングやLINEグループを通じて地域の方々と一緒に作成していったことで、地域団体の方々の現状・ニーズを反映した、実用性の高いものに仕上げることができたと思います。
 
多世代のチームでしたが、地域団体の方々の前向きで協力的な姿勢と、地域に寄り添うプロボノの姿勢・行動力がマッチし、しっかりと協働することが叶いました。

★詳しくは、下記の報告書を参照ください

 
◼プロボノ募集チラシ【 PDF 】
◼報告書【PDF】