1 趣 旨
現在、少子高齢化がますます進み、地域企業の採用が困難になり、人財不足に陥っているのを目の当たりにしています。一方、地域には向上心のある大人や学生が多くいて、自分ができることで社会の役に立ちたい、もっと成長したい、視野を広げたいと考えている人が少なくありません。
そこで、地域企業・NPO等の新規事業構築や事業強化、志ある創業に、普段は別の企業で勤務している社会人や、退職後もまだまだ元気で世のため人のために活動したいと考えている方、学生等が参画できるしくみを創り、磨いていけば、受入側と参加者の双方が生き甲斐や居場所を感じながら成長していくことに貢献できるのではないかと思い立ちました。
NGO・NPOでのボランティア活動は徐々に広がってきていますが、地域住民が地元企業の事業革新に、実働も含めてプロボノで参画しているのはあまり見かけません。副業を含め、プロジェクト単位で働くことに関しても同様です。
本来、どの法人格でも社会貢献が目的であり、自己革新の情熱はあれど困っている組織・個人は存在するため、法人格の種類に関わらず、さらなる社会貢献と従業員の幸せを追求しているアクターと、向上心ある個人をプロジェクト等で繋ぎ、相互の成長をサポートする新しいしくみを創っていきたいと思います。
地域、日本の発展にとっても、非営利団体への実働サポートに加え、社会貢献度の向上や革新への決意のできた地域企業や起業家との協働も有効だと考えます。
また、大人こそ、社会に出てから新たな学習や人間的向上を続け、その成果を社会に還元していくことが大切であると考えますが、想いはあるものの、今の環境下でなかなか一歩を踏み出せず、悶々としている方も少なくありません。また、将来のキャリアアップのために、もっと学びたいこと、経験したいことを抱えておられる方も多くいらっしゃいます。
人生100年の少子超高齢社会、変化のスピードが益々速くなっていくこれからの時代こそ、すべてを子供や若者に頼るのではなく、働く大人、個人が生涯に渡って新しいことを吸収しながら自分らしく活躍していくことが、家族や社会ためにも、本人の自己実現・幸福のためにも必須ではないかと考えます。
学生の中にも、在学中から社会人と協働したい、本気のオトナ・経営者と挑戦したいと願うツワモノがいることを知っています。
退職された方の中にも、まだまだ元気で、社会貢献したい方もいらっしゃるはずです。
そんな多様なアクターが企業やNPO、起業家とチームを組んで新事業づくりや課題解決に挑戦できる場を創り、そうした考え方やノウハウを日本中に広げていきたいと思います(ニーズがあれば海外にも)。
そうしたしくみは、多世代共創のしくみとも、共育のしくみとも言えると思います。
社員を採用できなくても、社会貢献のビジョンと行動力があれば、地域の多様なメンバーと共にイノベーションを興して成果を上げられるよう、ノウハウを溜めていき、体系的に整備して参ります。
受入側と参加側をプロジェクトで繋ぎ、両者の成長・自己実現を併走サポートしていく、当法人のような組織や実際に現場で伴走する事業創発コーディネーターの育成・普及、地域を超えた連携にも尽力していきます。
また、プロジェクトが事業として大きくなった時に、人を雇用して一緒に活躍していけるよう、「まちの人事部」として、地域特化型の採用・就職・定着支援の事業も育てて参りたいと思います。
新しい事業を生み育てることから採用/就職・育成・定着まで、一気通貫で担えるよう整備していきます。
当法人の名前は、多様なメンバーでのコラボレーションを通して、各自が自分本来の志や強みに目覚め、ゆたかな人生を切り拓いていけるよう想いを込め、COLLAB(協働)×AWAKE(覚醒)の意で「COLLAWAKE」(コラウェイク)と命名したいと思います。
創業、新規事業の構築や事業強化、地域課題の解決に、地域の大人・学生が普段の所属を超えて集まり、こうした多世代共創のプロジェクトがまちのあちこちで興り、楽しみながら高め合うのが当たり前になるような社会を目指して参ります。
市民、企業、行政、大学、金融等と連携するにあたり、個人事業では責任や持続性において限界があること、また、事業を発展させるための雇用や多様な主体の巻き込みにおいても基本的な運営基盤を整備する必要があること、社会貢献性の高い事業を追求していくことから、特定非営利活動法人として法人化することを決意するに至りました。
2 申請に至るまでの経過
平成28年4月 | 個人事業としてINNOVATE99(屋号)を立ち上げ、地元企業の新規事業づくりと経営者・社員・学生の共育ちを目的とした、長期実践型インターンシップ事業を開始。 |
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平成29年6月 | 仙台市にある短期大学にてインターンシップ実習の授業を外部講師として担当するように。合わせて、短期インターンシップ事業も開始。 |
平成29年8月 | 信頼性の向上と事業強化のため、設立メンバーを探し、法人化に向けて準備を開始。 |
平成29年9月 | 仙台市・企画提案型中小企業活性化推進事業として、地域企業と連携し、地域特化型採用・就職支援である「ランチde就活」プロジェクトを運営(平成30年2月末まで)。 |
平成30年7月 | 受入企業と、パートナーとして協働する社会人(普段は他企業で勤務)・学生の双方の成長を目的とした「パートナーシップ型事業創発事業」(プロボノ事業)を開始。 |
平成30年9月10日 | 発起人会を開催し、設立の趣旨、定款、事業計画及び活動予算、設立当初の役員等についての案を審議。 |
平成30年10月23日 | 設立総会を開催し、発起人より設立の趣旨、定款、事業計画及び活動予算、設立当初の役員等についての案を提案し、審議の上決定。 |
平成30年10月23日